研究課題/領域番号 |
19K01849
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研究機関 | 京都産業大学 |
研究代表者 |
伊吹 勇亮 京都産業大学, 経営学部, 准教授 (60410255)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 広報実務家 / マネージャー / 知識・スキル・能力 / 人材開発 / 広報における役割理論 |
研究実績の概要 |
2021年度はCOVID-19の影響で遅れていた研究進捗を取り戻すことに努めるとしていた。具体的には、【a】~【d】まである研究計画のうち、【a:資質】と【c:涵養実態】のインタビュー調査を優先して進めることと、【a】のアンケート調査に関する準備を進めることとしていた。しかしながら、COVID-19の影響が予想以上に長引き、研究者自身が教育・学務面での対応に忙殺されたほか、2020年度と同様、出張(特に海外出張)にほとんど出ることができなかったこと、またインタビュー調査に関しても調査対象者が多忙でオンライン調査すらままならなかったことで、引き続き当初研究計画から比べると大幅な遅れとなっている。 その中で実施できた調査は【a】と【c】に関するインタビューである。2021年度は6件を対面にて実施することができた。内容の濃い調査とはなったが、サンプル数が少なく一般化して研究成果とするには至っていない。ただし、2022年度実施分として複数件のアポイントが既に取れている。また、2021年度の調査対象者の所属企業(PR会社)でアンケート調査をさせていただける可能性が出てきており、準備を進めている。さらに、国内外の学会がオンライン開催となったことで例年以上に参加することができ、情報収集は順調に進んでいるほか、文献調査は予定通りに進んでいる。 上記の通り研究進捗が思わしくないこともあり、研究期間を1年延長することとした。2022年度も過年度同様、COVID-19の影響がどうなるかに大きく左右されるとは思うが、オンライン調査のこれまで以上の活用と頃合いを見計らっての実地調査とを組み合わせることで遅れを取り戻すべく努めたい。特に研究計画の【b:欧米大学院】調査は、海外出張が可能にならないと実現させようがないが、事態が好転し次第すぐに対応することとしたい。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
COVID-19の影響で出張がほとんど実施できず、国内での対面インタビュー調査が予定数を下回る件数しか実施できなかったほか、海外視察が実施できなかった。2022年度に向けてインタビュー調査のアポイントやアンケート調査の準備は進みつつあるので、研究期間を延長した2022年度は遅れを取り戻すべく努力したい。
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今後の研究の推進方策 |
延長期間である2022年度については、まず、過去の遅れを取り戻すことに努める。COVID-19の状況がどうなるかにも左右されるが、オンライン調査の実施も含め、柔軟かつ機動的に対応していきたい。 具体的には、研究計画に沿って、【a:資質】と【c:涵養実態】のインタビュー調査を引き続き実施することと、【a】のアンケート調査に関する準備を進め、2022年度中に実施すること、この2つを実現させたい。また、【d:施策提案】も2022年度中になんらかを発表できるように準備を進めたい。 なお、【b:欧米大学院】の現地視察については、海外出張ができるようにならないと如何ともしがたい。COVID-19の今後の状況を注視しつつ、事態が好転し次第すぐに対応することとしたい。
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次年度使用額が生じた理由 |
COVID-19の影響で国内インタビュー調査・海外現地視察調査が予定通りに実施できなかったため。 2022年度には過去3年間に実施予定であった調査も含めて実施する予定であり、「次年度使用額」はそこで用いる。ただし、COVID-19の今後の状況も注視しながらの研究遂行となる。
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