本研究はソーシャルCRMのデータ収集システムにより、顧客のソーシャルメディアの活用としての閲覧と行動(いいね、フォロー、購買など)との関係について調べるものである。当初、京都府の広報においてデータ収集、調査を行う予定だったが、京都府での研究データの取得が不可能となり、他の協力団体として、ファッション系卸会社とeスポーツ団体と2つの団体におけるソーシャルCRMのデータ収集システムの開発を実施。その後、結局、eスポーツ団体のデータの取得のみ実現可能となった。 eスポーツにおける登録者のデータの取得のためにeスポーツ団体の活動に参加する。ソーシャルCRMのシステムは作れたが、データ取得のための活動が難航した状況。そういう背景で、ソーシャルCRMでのデータ分析の研究が未だ研究成果として発表できる状況になれていない。 そのために、研究の内容として、eスポーツでの顧客データを集めるためのeスポーツにおける普及に対しての研究を優先して行った。ようやく、2023年7月にはデータ調査、分析が行えるレベルにこれたと考える。 したがって、このソーシャルCRMにおけるデータ分析の研究は今年度以降に行えるが、2021年度からeスポーツにおける課題についての論文及び、学会で発表を行った。 大きな内容としては、eスポーツの普及のための現状の課題。そして、そのための課題解決のためのeスポーツにおける社会性の向上において、地方創生、地域活性化、高齢者対応、教育などにおけるeスポーツの活用事例などを取材した。そのデータを分類し、eスポーツの普及モデルを一般化し、今後のeスポーツの普及に貢献することが可能と考える。 その結果として、eスポーツにおける、関係者データの多くのデータ獲得を可能となっており、eスポーツと活動のCRMシステムにおけるデータ分析を今後行う予定である。
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