研究実績の概要 |
【補助事業期間中の研究】真珠の品質基準形成についての歴史的過程分析に関して、戦前からの品質基準について整理し、また、ダイヤモンドとの比較調査を行った。量的調査に関しては、真珠振興会等が中心となった同様の調査が行われたため、今後その内容が公表された場合に参照とする形の方がよいと判断した。 【成果】(1)2022年度第2回京都大学史的分析セミナー(2022.7.20)にて研究報告「養殖真珠産業の成長:種のサステナビリティ」(2)2022年度京都大学経営学セミナー(2022.10.24) 「種のサステナビリティと市場:アコヤ貝の大量斃死危機に対する複数の産地の異なった選択」 【研究機関全体を通じて実施した研究の成果】“Investing in the Quality of the Future; Mikimoto’s Ainoshima Pure Breed Pearl Venture Following the 1999 Japanese Akoya Pearl Oyster Extinction Crisis,”SASE Annual Conference(6.19, 2019,),” The Sustainability of the Species for Commodified Luxury; the Irreversible Consequences of Different Organizational Reactions in Response to the Akoya Pearl Oyster Extinction Crises、”OS Summer Workshop(5.20,2020)加えて最終年度の二つのセミナーによる報告により、概念化の過程での報告関してフィードバックを受け著作執筆のアウトラインを得ることができた。
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