研究課題/領域番号 |
19K02095
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
小内 透 北海道大学, 教育学研究院, 特任教授 (80177253)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 地域的不均等発展 / 地域社会類型 |
研究実績の概要 |
本年度は、1950年以前のデータの収集と入力を行った。大学図書館等に所蔵されている冊子体の統計資料から必要なデータを収集し、それをもとに、データを入力した。収集できた主な市町村別データは、人口(1920・1925・1930・1935・1940・1947・1950年)、労働力人口・従業上の地位別人口(1950年)、産業別人口(1930・1950年)、老人人口(1920・1925・1930・1935・1950年)、外国籍人口(1920・1930・1950年)、職業別人口(1920・1930・1950年)などである。 これらのデータは、2021年3月まで研究責任者が所属していた北海道大学附属図書館に所蔵されていた資料をもとにして収集したものである。当初は、総務省の統計図書館や国立国会図書館等での資料収集も計画していたが、コロナ禍により東京への出張が難しくなったため、計画を断念せざるをえなかった。また、データ入力に関しても、作業を担当していた補助者がコロナ禍で出勤や仕事を控えざるをえなくなったり、計画より早く仕事をやめることになったりしたにもかかわらず、新たな補助者を確保することができなかったため、予定どおりに進捗しなかった。 以上のように、出張やデータ入力のための謝金が使用できなかったため、前年度から繰り越した金額も含めて、予定通りに財源を活用することができず、58万円余を来年度に繰り越しせざるをえなかった。来年度は、データ収集のための出張とデータ入力のための補助者の確保が可能となるようにする予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナ禍により東京への出張が難しくなったため、計画していた総務省統計図書館や国立国会図書館等での資料収集ができなかった。また、データ入力に関しても、作業を担当していた補助者の仕事がコロナ禍で予定どおりに進捗しなかった。
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今後の研究の推進方策 |
来年度は、データ収集のための出張とデータ入力のための補助者の確保が可能となるようにする予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
予定していたデータ収集にかかる出張の機会を得ることができず、出張を来年度に繰り延べした。また、研究補助者の雇用手続きの遅れと補助者の都合による勤務計画の変更により、人件費を来年度に持ち越した。
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