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2023 年度 研究成果報告書

メキシコにおける中米移民の社会関係形成過程と生活世界の構造

研究課題

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研究課題/領域番号 19K02104
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分08010:社会学関連
研究機関神戸大学

研究代表者

佐々木 祐  神戸大学, 人文学研究科, 准教授 (90528960)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード移民 / 難民 / 社会運動
研究成果の概要

アメリカ合衆国をさしあたりの目的地としながら、経済・治安状況の劣悪な中南米諸国を脱出して移動を続ける移民・難民申請者たちが構築する社会関係とその機能を現地調査を通じて明らかにした。経由地として当初は想定していたメキシコにおいて不確定な日常を長期間過ごす過程で、彼ら/彼女らが自己の社会的位置を普段に再構築していることを明らかにし、また諸社会集団と積極的な交渉を行なっていることの意味も分析した。

自由記述の分野

移民研究

研究成果の学術的意義や社会的意義

現代社会における共通の課題である移民・難民問題について、一方では送り出し国でありながら近年は特に受け入れ国としての役割を負わされているメキシコ社会を対象に、中南米(特に、グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、ベネズエラ、ハイチ)からの移動者たちが、大きな社会的構造の影響下におかれながらもいかに主体として自らの存在を再構築しているのかを明らかにした。また、そうした過程における諸社会組織との関連も明確にした。

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公開日: 2025-01-30  

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