研究課題
基盤研究(C)
コロナ禍における社会的包摂と排除の状況について、調査研究の結果から、以下の点を確認できた。新型コロナウイルス感染症の影響による生活困窮者に対する特例貸付制度の利用により、多くの利用者が借金を残す結果を確認出来た。また、生活保護制度の利用増にも直接結びつかない現状も確認出来た。同様な状況を障害者施設においても確認することが出来た。あわせて、アウトリーチを主体とした、生活困窮者と高齢者に対する地方自治体の組織改編とする試みを確認した。
社会福祉
コロナ禍の「就労困難者」に対する支援の在り方について実情を把握出来たことは、コロナ禍を経験したことを踏まえた「就労困難者」に対する今後の支援の在り方、制度の在り方について、本研究により示唆を得ることが出来る。