障害者総合支援法において障害福祉サービスの提供がなされているが、意思決定支援及び生活支援におけるネットワーク構築は急務である。本研究で取り上げたオレゴン州では、ブローカレッジと呼ばれるシステムによるネットワーク・アプローチが展開されている。そこで本研究では障害の状況にかかわわず地域生活を可能にした北米、オレゴン州の取り組みを調査し、日本への応用を探索した。 また全世界的にCOVID19感染拡大予防のための自粛生活を経験したが、その状況におけるブローカレッジの活動について調査を実施した。地域生活支援の中核機関は必須であり、最終的には、本研究の成果を広く公開していくためのホームページを作成した。
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