研究実績の概要 |
国内外の文献調査、里親、社会的養育経験者そして実践者へのインタビュー調査等を行い、里親養育支援に関する課題を整理することができた。昨年度開発したプログラム(フォスターペアレントプログラム)の紹介を広島県児童相談所・福山市子ども家庭総合支援拠点・西宮市子ども家庭総合支援拠点の専門職に行い、貴重なフィードバックを頂いた。しかし、専門職を対象としたスキルアップ講座は再び、コロナ感染再拡大のため実施を見合わせることとなった。 成果物としては、里親養育支援をすすめるための著書を1冊、社会的養育経験者の暮らしの現状と課題を分担執筆1本、里親養育が促進されなかったことを歴史的に概観した研究1本を研究発表した。 『家族支援・自立支援・地域支援と当事者参画』千賀則史・野口啓示編著、分担部分、第1章「家族論」pp12-34、第3章「家族支援の方法」pp56-71 『社会的養育ソーシャルワークの道標』共著、橋本達昌、野口啓示他、15名、分担部分、第2部社会的養育へのキーワード「当事者ユース・当事者参画」pp113-119 Noguchi, K., Ito, K., Takahashi, J., Senga, N., Fukuda, K. & Ishida, K. A literature review on why Japanese people do not think Residential Care Institutions for Children is a last resort for alternative care. The 2022 ISPCAN International Congress On Child Abuse and Neglect (Quebec, Canada, ON LINE)2022年3月
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