日英における児童ソーシャルワーカーの初任者研修の制度化と課題

2021 年度 実施状況報告書

• 研究課題/領域番号: 19K02275
• 研究機関: 東北公益文科大学
• 研究代表者: 白旗 希実子 東北公益文科大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (10735658)
• 研究期間 (年度): 2019-04-01 – 2024-03-31
• キーワード: ソーシャルワーカー / 初期研修 / 研修

研究実績の概要

本研究は、日英の子ども・家庭領域におけるソーシャルワーカーの初期の研修制度の構造と課題を明らかにしたうえで、実践の質を保証する初期の研修制度の在り方について考察することを目的としている。
今年度は、国内において、児童福祉領域における実践者1名に対して聞き取り調査、資料収集を実施した。

現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

本研究の達成状況は以下のとおりである。
１）国家的な評価と適格性認定の検討過程及びプログラム・評価指標分析：おおむね順調に進展している。
２）英国におけるインタビュー調査：新型コロナウイルスの影響により、実施が困難な状況が続いている。
３）任用前講習・任用後研修に関する議論：体調不良等によりやや遅れている。
４）日本におけるインタビュー調査：体調不良等により遅れている。

今後の研究の推進方策

新型コロナウイルスの状況や、体調の回復状況などをみながら、可能な範囲でインタビュー調査等を進めていく予定である。

次年度使用額が生じた理由

新型コロナウイルス等の影響により、英国におけるインタビュー調査の実施が困難な状況であった。
また、当該年度の途中より、体調不良により、研究に従事することができなかった。
新型コロナウイルスの状況や体調の回復状況などみながら、可能な範囲でインタビュー調査等を進めていく予定である。