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2023 年度 実績報告書

ツバキ油の経口摂取は皮膚の脂質代謝に影響を与えるのか?

研究課題

研究課題/領域番号 19K02320
研究機関長崎大学

研究代表者

及川 大地  長崎大学, 教育学部, 准教授 (90571216)

研究分担者 池上 太郎  琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (00754409)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワードツバキ油 / 皮膚 / 脂質関連酵素
研究実績の概要

AIN93G改変飼料(Control群)、10%オリーブ油を添加したAIN93G改変飼料(オリーブ油群)、ツバキ油を添加したAIN93G改変飼料(ツバキ油群)をそれぞれ4週間与えたマウス皮膚の脂質関連遺伝子発現量を測定した。脂肪酸合成に関与するAcetyl-CoA Carboxylase 1(ACC1)、Acetyl-CoA Carboxylase 2(ACC2)およびFatty acid synthase(FAS)の発現量は3群間に有意差はみられなかった(p>0.05)。また、脂質合成に関与する酵素遺伝子の転写に関係するsterol regulatory element-binding protein 1(SREBP1)の発現量に関しても3群間に有意差はなかった(p>0.05)。さらに、不飽和脂肪酸を合成するStearoyl-CoA desaturase-1(SCD1)の発現量に関しても3群間に有意差はみられなかった(p>0.05)。
次にAIN93Gの油脂を7%ツバキ油に改変した飼料(ツバキ油群)および7%オリーブ油に改変した飼料(オリーブ油群)、180℃で1時間加熱したツバキ油に改変した飼料(加熱ツバキ油群)および180℃1時間加熱したオリーブ油に改変した飼料(加熱オリーブ油群)をそれぞれ4週間与えたマウス皮膚の脂質関連遺伝子発現量を測定した。脂肪酸合成に関与するACC1、ACC2およびFASの発現量は4群間に有意差がみられなかった(p>0.05)。また、脂質合成関連酵素遺伝子の転写に関係するSREBP1の発現量に関しても4群間に有意差はみられなかった(p>0.05)。さらに、不飽和脂肪酸を合成するSCD1の発現量に関しても4群間に有意差はみられなかった(p>0.05)。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 備考 (2件)

  • [備考] 長崎大学教員等総覧データベース

    • URL

      https://researchers.ir.nagasaki-u.ac.jp/researchdetail.php?id=dTg3YjI2TGpSdXpoNXJuUzV2L0orWisza0VoalhSYlEwU3AvNkE9PQ==

  • [備考] researchmap

    • URL

      https://researchmap.jp/oikawadaichi

URL: 

公開日: 2024-12-25  

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