研究課題/領域番号 |
19K02351
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | フードロス / 消費者行動 |
研究実績の概要 |
2020年5月の実績状況報告 研究の進捗状況は計画に則して順調に進んでいる。2019年9月2日から6日まで、東京国立国会図書館でフードロスに関する資料を収集した。現在は、主な研究は日本の地方における食育活動について実施します。フードロス、特にNOーFOODLOSS のキャンペインと食育運動との関係について研究を推進している。その相互関係を研究するために、日本の消費者庁の[食品ロス削減]食べもののムダをなくそうプロジェクト」という調査を利用し、個人消費者との調査を進む予定である。 日本における食文化について研究している研究者James Farrer(上智大学国際教養学部授)およびNathan Hopson(名古屋大学文学研究科・文学部特任准教授)と共同研究活動を推進している。現地調査の予定は、やや遅れているが、来年度に実施する予定である。2019年業績(単著) 2019. Mediating Health and National Identity: Visual Representations of the Food Education Campaign in Japan. Jorg Durrschmidt and York Kautt (eds.), Globalized Eating Cultures. Mediation and Mediatization, Basingstoke: Palgrave Macmillan: 53 - 68.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2020年5月の実績状況報告
研究の進捗状況は計画に則して順調に進んでいる。2019年9月2日から6日まで、東京国立国会図書館でフードロスに関する資料を収集した。また、日本における食文化について研究している研究者James Farrer(上智大学国際教養学部授)およびNathan Hopson(名古屋大学文学研究科・文学部特任准教授)と共同研究活動を推進している。現地調査の予定は、やや遅れているが、来年度に実施する予定である。
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今後の研究の推進方策 |
2021年 業績の予定 Handbook of Japanese Food Culture(s), Nathan Hopson 編集(名古屋大学文学研究科・文学部特任准教授)論文の題名:Shaping the Responsible Citizen: Food Education and the No-Foodloss Campaign in Japan
2021年 研究会の予定(2020年8月から2021年8月へ延期) European Association for Japanese Studies (EAJS), Gent(ベルギー), 2021年8月25日~28日のためにパネルを整理した。パネルの題名:「Food Governance in Japan: Between Maintaining National Interests and Internationalization」
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次年度使用額が生じた理由 |
2019年4月26日に、オーストリア・ウィーン市で STREFOWA (Strategies to Reduce Food Waste in Central Europe)という組織による開催された「#reducefoodwaste Conference on Food Waste Prevention and Management」という 学会に参加および発表する予定でしたが、参加できませんでした。今年度は、2回国内で現地調査および資料収集を実施する予定です。1回目の現地調査は、東京にある消費者庁で「新しい生活様式」での食品ロス削減の工夫」というテーマについて消費者庁の担当者へ個人インタビューを行い、フードロスおよびフードロスの減少についての資料を集める予定です。2回目の現地調査は九州・大分県にある竹田市で実施する予定です。現在の主な研究テーマは「日本における食育の歴史および現在の活動」である。研究テーマの中心に関連している現地調査としては、2017年11月および2018年5月に2回竹田市で滞在し、竹田市役所に勤務している栄養士に協力をいただき、小学校における学校給食および小学生向けの料理教室を観察しながら、日本における地方で実施する食育の活動についての研究を推進している。今後とも、フードロスを避ける戦略は食育の一部であるため、竹田市の小学校で行っている「フードロス」に関連している活動および教育について資料を収集しながら、実践的な教育活動を観察する予定です。
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