研究課題/領域番号 |
19K02351
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | フードロス / 食品ロス |
研究実績の概要 |
2021年度は出張を2度実施するための予算を計上したが、これを行うことができなかった。また謝金によりデータ整理を行うことも計画したが、いわゆる三密を 避けるため、これも中止した。 したがって2022年度は、まず第一に謝金により前年度に行った研究のデータ整理を行う。そして計上した旅費を用いて海外および国内研究助言者と直接面談し、 先方の持つ資料と当方のデータを対照させながら研究を発展させる。またいくつかの関連する研究書の刊行が見込まれるので、それらを購入して研究内容のさら なる充実を目指す。現在、2022年の前期に、兵庫県立大学の国際商経学部の一つの科目としてもう一人の教員と共同で「Project Seminar II」を担当している。その授業で、フードロスに関連しているSustainable Development Goals (SDGs) (エス・ディー・ジーズ)について授業を実施し、兵庫県の地域にある会社とコラボレーションをしながら、学生がフードロスの削減に対する新しいコンセプトを発展している。その授業の教え方、目標及び結果などについて、「Education About Asia」(アジアについての教育)という学問雑誌に論文を提出する予定です。それ以外には、2022年3月27日にAAS (Association for Asian Studies, アジア研究協会)という国際学会で食育教育に関連している学校給食でのフードロスの削減というテーマについて発表した。現在は、AASという国際学会で共同した研究者と一緒に、将来の共同業績の実現を計画していて、将来の共同研究を予定している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2021年度は出張ができなかったため、当初予定していた重要な資料の閲覧や、それらを直接参照しつつ行うべき打ち合わせも叶わなかった。出張予定所では行動 が著しく制限されているため、研究助言者2名も研究の遂行が困難で、さまざまな資料を直接手に取ることができない状態が続いている。さらに謝金により大学 院生の協力を得てデータ整理を行う予定だったが、データの確認には本文とデータの対照の際に対面での作業が不可欠である。いわゆる三密を避けることが困難 であるため、この作業は行っていない。
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今後の研究の推進方策 |
出張が可能になり次第、旅費により東京で資料を見ながら直接面談し、研究の進展をはかる。同時に、独力でできる作業を進めていく。具体的に言えば、2022年5月27日-28日まで、東京にある国立国会図書館で資料収集を実施する予定です。
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次年度使用額が生じた理由 |
2021年度は出張を2度実施するための予算を計上したが、これを行うことができなかった。また謝金によりデータ整理を行うことも計画したが、いわゆる三密を 避けるため、これも中止した。 したがって2022年度は、まず第一に謝金により前年度に行った研究のデータ整理を行う。そして計上した旅費を用いて海外および国内研究助言者と直接面談し、 先方の持つ資料と当方のデータを対照させながら研究を発展させる。またいくつかの関連する研究書の刊行が見込まれるので、それらを購入して研究内容のさら なる充実を目指す。
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