研究課題/領域番号 |
19K02377
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研究機関 | 長野県立大学 |
研究代表者 |
石井 陽子 長野県立大学, 健康発達学部, 教授 (00361949)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | ポリフェノール / 酸化ストレス |
研究実績の概要 |
bioavailableなpolyphenolとその代謝産物の、神経血管ユニット構成細胞間相互作用を介した酸化ストレス抑制作用の機序を解明するために、培養細胞株のneurons とastrocytesを使用したtwo-layer transwell-coculture modelを組み立てた。 Gallic acid、Ellagic acid、およびUrolithin-AはROS-levelの減衰を介して細胞生存率を維持した。 機序として、astrocytesにおけるNrf2/AREシグナル増強、SOD活性の増加が示唆されたが、細胞間相互作用の機序解明にはさらなる検討を要する。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初の研究計画の約1/3に達したため。
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今後の研究の推進方策 |
two-layer transwell-coculture modelを用い血管内皮細胞、周皮細胞など他の細胞との組み合わせを追加し、bioavailableなpolyphenolとその代謝物の抗酸化ストレス効果を多面的に検証する。
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次年度使用額が生じた理由 |
残額の58円は、消耗品の割引などによって生じた。 次年度の消耗品費に加えて使用する。
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