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2023 年度 研究成果報告書

専門職としての教職の専門性の高度化とwell-beingの向上に関する基礎的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19K02402
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09010:教育学関連
研究機関京都女子大学 (2021-2023)
大阪市立大学 (2019-2020)

研究代表者

森 久佳  京都女子大学, 発達教育学部, 教授 (00413287)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード教師教育
研究成果の概要

本研究の目的は、教職における長時間勤務・多忙化と生活時間の貧困化の改善を図りつつ、専門職としての教職の専門性の高度化とウェルビーイング (wellbeing:WB)の向上とを同時に果たしながら、チームとしての学校づくりを効果的に展開することに資する研究的知見を創出・提示することだった。その結果、WBをめぐる解釈の多様性を尊重した共通善(common good)の視点に基づく「ヒューマニズム的アプローチ」のディスコースと弁証法的観点が、教職の脱専門職化への対抗軸となり、教師(学校)のWBの向上の基盤となることが見出された。

自由記述の分野

教育方法学(カリキュラム、教師教育)

研究成果の学術的意義や社会的意義

教員の多忙化やカリキュラム・オーバーロードといった諸課題に対して、本研究で検討した「ヒューマニズム的アプローチ」のディスコースと弁証法的観点を踏まえた教師ウェルビーイング(Teacher Well-Being)の視座は、教職に就く人々自身の生存権も考慮する視点が十分に考慮されていないともいえる今日の日本の状況に対して、教師教育(現職教育及び教員養成)根本的な問い直しを迫るものである。

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公開日: 2025-01-30  

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