• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2019 年度 実施状況報告書

道徳教育における評価の問題―「社会情動的学習」に着目して―

研究課題

研究課題/領域番号 19K02440
研究機関佛教大学

研究代表者

田中 耕治  佛教大学, 教育学部, 教授 (10135494)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード道徳教育 / 教育評価 / 社会情動学習
研究実績の概要

本研究では、道徳教育における教育評価のあり方を探るべく、アメリカの教育現場において後半に実施されている『社会情動的学習」について探究しようとするものである。
そのための基礎的考察として、令和元年に発出された新指導要録の特質を広範な視点より分析することを試みた。
さらに、アメリカの現状を知るべく、San Francisco Unifed School Districtの管轄下にある小学校に勤務されている教員にインタビュー調査を実施し、今後の研究計画と研究協力をお願いした。当教員から、すでに『社会情動的学習」に関する資料並びに論稿を提供いただいている。
今年度は、アメリカにおける道徳教育論の系譜を分析し、『社会情動的学習」の歴史的・社会的位置づけについて基礎的な考察を行うとともに、引き続きインタビュー調査を実施し、アメリカにおける『社会情動的学習」の実相に迫りたいと考えている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

『社会情動的学習」に関する文献やインタビュー調査について、当初計画通りに進行している。ただし、今般のウィルス禍によつて、インタビュー調査が実行できない危惧がある。

今後の研究の推進方策

1.道徳教育における教育評価の理論や実践に関する文献収集をさらに徹底して行う。
2.アメリカにおける道徳教育論の系譜に関する考察を行う。
3.『社会情動的学習」に関する文献収集と分析を行う。
4.アメリカの教育現場における『社会情動的学習」の実相を把握することに努める。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2020 2019

すべて 雑誌論文 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 高大接続における入試のあり方2019

    • 著者名/発表者名
      田中耕治
    • 雑誌名

      大学評価研究

      巻: 18 ページ: 19-24

  • [雑誌論文] 戦後日本の教育方法論史の課題と展望2019

    • 著者名/発表者名
      田中耕治
    • 雑誌名

      日本教育史研究

      巻: 38 ページ: 74-88

  • [図書] 学びを変える新しい学習評価2020

    • 著者名/発表者名
      田中耕治編集
    • 総ページ数
      199×5巻
    • 出版者
      ぎょうせい
    • ISBN
      978-4-324-10727-0

URL: 

公開日: 2021-01-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi