研究課題/領域番号 |
19K02475
|
研究機関 | 京都教育大学 |
研究代表者 |
榊原 禎宏 京都教育大学, 教育学部, 教授 (90215616)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
|
キーワード | 中等教育 / 共同学校 / ドイツ / 自律的学習 |
研究実績の概要 |
コロナ禍で現地調査が中断されていたが、ようやく現地の学校に伺うことができた。そこで、中等学校としての学校経営、とくに教育課程と授業のありようについて観察する機会を得た。あわせて、学校長へのインタビュー、とりわけ授業研究の具体について知ることができた。従来の教授学とは明らかに異なる授業像が描かれており、「学びを学ぶ」生徒の育成を支援する授業とその研究方法が課題とされていることを聴取した。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
いわゆるコロナ開けとなり、ドイツへの渡航が可能となって、現地調査を一度行うことができたものの、コロナ禍の数年間の間に校長ほか職員が交替するなど、研究フィールドの環境が大きく変化したため。
|
今後の研究の推進方策 |
今一度、現地を訪問し、共同学校の理念と制度そして実態という、三者の整合関係を明らかにしたいと考えている。とくに、共同学校のステークホルダーの一つである議会での議論に注目し、その様相を捉えることを課題にする。
|
次年度使用額が生じた理由 |
コロナ禍ゆえに3年間にわたって現地調査が中断されており、調査課題が残されているため。
|