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2023 年度 実績報告書

地域のダイバーシティ推進に関する現場生成型研究

研究課題

研究課題/領域番号 19K02542
研究機関明治大学

研究代表者

横田 雅弘  明治大学, 国際日本学部, 専任教授 (90200899)

研究分担者 佐藤 郡衛  明治大学, 国際日本学部, 特任教授 (20205909)
山脇 啓造  明治大学, 国際日本学部, 専任教授 (30230600)
岸 磨貴子  明治大学, 国際日本学部, 専任准教授 (80581686)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワードダイバーシティ / まちづくり / 中野ダイバーシティフェスタ / 中野ダイバーシティ・ウォッチャーズ / 現場生成型研究
研究実績の概要

異文化間教育学の現場生成型研究手法に則り、以下の成果を得た。
1.中野区が、区民の障害の有無、国籍、性的志向性などの多様性を受入れ、誰もがありのままで暮らせるまちになるために、これまでバラバラに活動してきた各種の当事者・支援者団体に本研究者らがアクセスし、各団体の代表者が集う会合を設定した。
2.2023年10月29日(日)に各団体がその活動を発表し、セミナーやワークショップなどを広く区民に開放する第2回中野ダイバーシティフェスタを明治大学中野キャンパスにおいて開催した。この中で、中野区は「アートでつなぐ人と人」をテーマとするシンポジウムを開催し、本研究者らも、やさしい日本語ワークショップ、多様性を受け入れるためのワークショップ、ヒューマンライブラリーなどを開催した。また、各団体へのインタビューで収集した中野区の課題をパネル発表した。フェスタの企画・運営・当日の様子などは報告書(『中野ダイバーシティフェスタ2023活動報告書』横田雅弘、p.81、2023.12.19)としてまとめ、参加団体等に配布した。
3.ダイバーシティ推進に関する中野区の課題を集め、発信して区民と共有し、中野区の課題を継続的にウォッチすることのできるネット(https://diversity-watchers.net/)を稼働させた。
4.これらの活動を大学中心に実施するのではなく、区民が自らの問題として活動し、継続的に運営する組織体制として、任意団体「中野ダイバーシティ・ウォッチャーズ」を立ち上げた。3月末までに2回の中核メンバーによるコア会議を開催している(第)。本研究者らはそのメンバーまたは顧問として参加し、これまでのノウハウをシェアすると同時に、今後も中野区の一員としてフェスタやネットの活動に参加していく体制を整えることができた。

備考

このウェブは現在は双方向メディアになっていないが、将来的には中野ダイバーシティ・ウォッチャーズのメンバーにより収集された中野区の課題がそのメンバーにより投稿される形を目指している。それまでは中野ダイバーシティ・ウォッチャーズ事務局で精査した後掲載する形をとる。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考] 中野ダイバーシティ・ウォッチャーズ

    • URL

      https://diversity-watchers.net/

URL: 

公開日: 2024-12-25  

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