研究課題/領域番号 |
19K02563
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
尾川 満宏 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 准教授 (30723366)
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研究分担者 |
尾場 友和 大阪商業大学, 公共学部, 准教授 (50781374)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 職業教育 / 女性 / キャリア形成 / 専門学校 |
研究実績の概要 |
2021年度は、引き続きコロナ禍により調査の拡充が難しく、また研究代表者の異動による研究体制の再確立のため、研究を進展させることが非常に困難であった。 そのなかで、既存の調査データ等をもとに学会発表を行った。たとえば、工業系専門学校に在学する女子学生は職業希望の形成が相対的に遅いことなどが明らかになった。事例的な調査結果ではあるものの、ここから、中等教育段階以降での職業への接触機会や情報収集が、工業系女子のキャリア形成においては重要な意味をもっていることが推察された。 他方で、これまでの研究から、女子小中学生を対象とした「けんせつ小町見学会」(日本建設業連合会主催)など、より低年齢の段階から工業系女子キャリアに接触する機会は増加しているとも考えられる。女性にとって、イメージしうる業界・職種の幅を広げていくという観点から、こうした動向と女性の経験の関連性を検討する必要がある。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
緊急事態宣言発令等による、新型コロナウィルス感染拡大の影響による調査制限に加え、研究代表者が所属研究機関を変更したため、研究推進体制の再確立が必要となったため。
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今後の研究の推進方策 |
すでに収集した調査データに、次年度の調査結果を加えて、研究発表を行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
前述の理由により、調査のための出張旅費や、学会報告のための出張旅費としての支出がほとんどなかったため。 次年度には学会大会が対面で実施予定であり、また調査等も再開する予定であることから、前年度支出されなかった出張旅費等の支出、また調査実施にともなう謝金等の支出が見込まれる。
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