• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2020 年度 実施状況報告書

児童期アタッチメント表象に対する複数の査定方法の確立とDタイプの特定

研究課題

研究課題/領域番号 19K02588
研究機関琉球大学

研究代表者

中尾 達馬  琉球大学, 教育学部, 准教授 (40380662)

研究分担者 村上 達也  高知工科大学, 共通教育教室, 准教授 (00743791)
数井 みゆき  茨城大学, 教育学部, 教授 (20282270)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード児童期 / アタッチメント / 表象 / Dタイプ
研究実績の概要

研究計画の目的は、児童期のアタッチメント表象を測定可能なSS24(24 version of Security Scale:24項目版セキュリティスケール)、SBS(Secure base script:安心の基地スクリプト)、ADSC(Attachment Doll Story Completion Task:アタッチメント・ドールプレイ完成課題)、CAI( Child Attachment Interview:児童アタッチメント面接)という4つの手法について、毎年1つずつ手法を日本に導入し、最終年度には、ADSCとCAIの臨床応用の可能性を探ることである。
2020年度は、海外での講習会へ参加予定であったが、コロナ禍の影響で、海外渡航ができず、また、講習会自体もほとんど開催をされなかった。しかし、2021年度からは、オンラインで講習会自体が開催されるようになってきたため、これらに参加をする予定である。その下準備として、2020年度は、ドールプレイの一種であるSSAP講習会(Story Stem Assessment Profile Training)については参加予約を行い、CAIについては、オンラインでの講習会の情報が入るように、メーリングリストに登録を行った。
また、コロナ禍の影響で、2020年度は、児童期のアタッチメント表象を測定するための手法の導入そのものについては進めることができなかったので、その代わりに、児童期のアタッチメント表象の測定に関する資料のさらなる収集やオンラインでの講習会開催の情報収集を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

コロナ禍の影響で、海外渡航ができず、また、講習会自体もほとんど開催されなかったため。

今後の研究の推進方策

2020年度は、講習会がほとんど開催されなかったが、2021年度は、講習会がオンラインで開催されるようになったため、これらに参加する予定である。また、講習会時に、コロナ禍での調査方法について、安心・安全に調査を実施するための方策に関する情報を収集し、自分たちの調査に備える。

次年度使用額が生じた理由

コロナ禍の影響で海外の研修会に参加できなかったため(次年度は参加予定である)。また、本助成金は基金であり、研究計画全体と照らし合わせた上で、研究代表者および研究分担者が次年度における使用が望ましいと判断したため。

URL: 

公開日: 2021-12-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi