次年度使用額が生じた理由 |
主要な理由は、人件費・謝金の未使用である。人件費として、観察の録画データの文字化と保護者アンケートの結果入力を計上していたが、これらを次年度に繰り越した。観察の録画データの分析に関しては、4歳児でも教育時間と預かり保育の観察データに直接的な関連が見られなかったため、質的分析に備え行動を丁寧に文字化するのか、特定行動の出現頻度のカウントか、録画データの処理方法を確定することができなかった。分析方法決定のためには、3歳児から5歳児までの結果を見通した比較検討が必要と判断し、2021年度に5歳児の観察結果を見ながら研究方法を確定した後、録画データの分析を依頼することとした。アンケート調査に関しても2021年度に実施し、分析を依頼する。 次年度は1,160,000円の予算を使用する予定である。 (1)縦断研究で900,000円。内訳は物品費400,000円(データ保存用HD100,000円、絵本・書籍等100,000円、インクトナー等200,000円)、人件費500,000円。(2)横断研究で260,000円。内訳は2箇所の視察調査の旅費として100,000円(横浜・東京各1泊2日)。その他旅費として、学会及び研修会参加等のための交通費110,000円(福山25,000円:12月1泊2日、東京等での研究会参加費85,000円)、学会等参加費50,000円の使用を計画している。
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