研究課題/領域番号 |
19K02662
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研究機関 | 郡山女子大学短期大学部 |
研究代表者 |
柴田 卓 郡山女子大学短期大学部, その他部局等, 准教授 (60762218)
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研究分担者 |
後藤 みな 山形大学, 地域教育文化学部, 准教授 (10817711)
西浦 和樹 宮城学院女子大学, 教育学部, 教授 (40331863)
伊藤 哲章 宮城学院女子大学, 教育学部, 准教授 (50735256)
柴田 千賀子 仙台大学, 体育学部, 教授 (80639047)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 自然保育 / 探求心 / STEAM / 自然環境 / 自然素材 |
研究実績の概要 |
最終年度は、自然保育とSTEAM教育との関連について研究を実施した。筆者らが開発したリフレクションシートを基にSTEAMの視点から自然保育の事例を項目ごとに整理し、日本野外教育学会第26回大会にて「STEAM教育の視点からみた自然環境下における保育教材の可能性」と題して発表を行った。加えて、これらの事例を『自然で遊ぼう・学ぼう・探求しよう!STEAMの視点で広がる保育のための自然素材・教材事例集』と題して1冊の事例集としてまとめた。さらに、 この事例集を保育者研修にて活用して有効性を検証し、日本自然保育学会第8回大会にて「STEAM教育の視点からみた自然環境下における教材と保育活動の可能性~保育実践および保育者研修からの一考察~」と題して発表した。さらに、10th International Outdoor Education Research Conferenceにて一連の調査結果をまとめ、「A Study on the Effectiveness of Natural Teaching Materials Created From a STEAM Perspective and the Awareness of Childcare Workers:Based on a questionnaire survey after childcare worker training」と題してポスター発表を行った。最終年度としては、広く研究成果を発表および公表することができたが、研究期間全体を通して振り返ると、やはりCovid-19による影響が大きく、研究期間の延長や調査項目の削減をせざるを得ない状況であった。その分、国内での事例研究やガイダンスブックの作成に切り替えるなど、柔軟に研究を遂行することができ、概ね目標とする7割を達成することができたと実感している。
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