研究課題/領域番号 |
19K02668
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター) |
研究代表者 |
河口 八重子 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 臨床研究企画運営部, 研究員 (10727605)
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研究分担者 |
坂根 直樹 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 臨床研究企画運営部, 研究室長 (40335443)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | サペレメソッド / 五感体験 / 保育の質 / 食育 / 2歳児 / 乳児 |
研究成果の概要 |
保育園等の2歳児クラスを対象として149回の五感を用いた食育プログラムを実践した。保護者からはプログラム開始前と開始後に子どもの食行動や親の意識や行動について調査を実施した。また、本プログラムを担当した保育士・幼稚園教諭等と毎回実施後に内容についての振り返りをしてインタビューを実施した。さらに後日紙面で徴収した感想・評価をふまえた改良を重ねて、一回30分で年間6回の食育プログラムを開発した。養育者からの評価においてほとんど全ての2歳児がこの食育プログラムに楽しんで参加した他、96%の保育士等の先生方からは他の保育士(園)にも勧めたい、99%の保護者からは継続して実施して欲しいとの評価を得た。
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自由記述の分野 |
食育
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
保育現場にあって2歳児からの食育プログラム例は限られており、実践園の保育関係者からは、「2歳でもできる、2歳からできる」活動として歓迎された。子どもが食を教材として五感を使う活動は、幼少期の食べる力を育てる観点のみならず、あらゆる「学び」に向けた内発的動機付けにつながることから、非認知能力やコミュニケーション能力などにも寄与することが示唆され、今後の研究の広がりが期待される。本研究で得られたノウハウや知見は書籍や動画を使った情報発信により社会に還元されている。
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