研究成果の概要 |
「月の満ち欠け」は「太陽・月・地球の位置関係」,「地層」は「火山灰層(鍵層)の利用方法」「柱状図と標高の関係」,「水溶液中の溶質の析出量」は「溶解できる最大の質量は溶媒の質量に比例する」,の知識・技能の欠如でつまずきが起こる.「単位量当たりの大きさ」は,「物質の密度」にも直結している.小学4年でも,「発泡スチロール球による指導」と「電子レンジの仕組みに関する指導」によって熱膨張を粒の熱運動で捉えることができる.電気学習を進める水流モデルは「循環型水流モデル」にすべきである.類推問題を事前に解かせることで理科学習の転移が生じやすい.浮力は水に浮く物体も定量的に扱うことで理解が深まる.
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