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2019 年度 実施状況報告書

東アジア市民性の育成のための日韓の社会科授業分析と共通教材開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K02697
研究機関山形大学

研究代表者

高 吉嬉  山形大学, 地域教育文化学部, 教授 (20344781)

研究分担者 金 ヒョン辰  北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (10591860)
前田 輪音  北海道教育大学, 大学院教育学研究科, 准教授 (30326540)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード東アジア市民性 / 社会科 / 授業分析 / 教材開発 / 多文化教育 / 人権 / 平和 / 日韓
研究実績の概要

研究初年度である2019年度は,次のような研究活動を行った。①2019年6月10日にメールでの「持ち回り会議」を実施し,各自の役割や日程などを確認した。②9月13日に新潟市で「第一回目打ち合わせ」を開催し,年度内に見学できる授業実践を探し,見学するための日程調整及び準備などを確認した。③9月6日に京都立命館大学附属宇治高等学校の杉浦真理教諭によるグローバルシティズンシップ関する授業参観及び振り返りに参加し,聞き取り調査及び人的交流を図った。④2020年2月14日,鶴岡市立鶴岡第一中学校で南波純教諭の「社会参画を促すシミュレーション学習~ICTを活用したESDの授業実践~」(3年6組,5-6時間目)を見学し,振り返り及び意見交換を行った。当日の夜,「第二回目打ち合わせ」を開催し,今後の予定などを確認した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

研究初年度の2019年度は【研究実績の概要】で記したように,東アジア市民性にかかわる二つの授業実践を見学し検討会を行うなどで,研究活動を「おおむね順調に進展している」といえる。

今後の研究の推進方策

研究2年目の2020年度は,主に以下のような研究活動を行う予定である。
①2020年度に東アジア市民性に関する授業実践に対する日韓両国の教師意識調査を行う。その時,韓国側は金・高が,日本側は前田・高が担当する。
②2020年度中に韓国の学校訪問を実行することを目標とする。そのため、上半期には日本(北海道・山形)と韓国間のネット会議を通して事前準備を行う。
③また、韓国の学校訪問の際、授業できるように各自教材研究を行う(人権や平和の問題-前田、環境問題-金、多文化共生社会の構築-高)。

次年度使用額が生じた理由

次年度使用額が生じたのは,研究2年目の2020年度には日韓両国の教師意識調査の実施や韓国への出張の予定があり,そのための金額を確保する必要がある。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2020 2019 その他

すべて 学会発表 (3件) (うち招待講演 2件) 備考 (2件)

  • [学会発表] 日韓関係の過去・現在・未来を考える-在朝日本人二世・旗田巍を手がかりに-2020

    • 著者名/発表者名
      高吉嬉
    • 学会等名
      青森県教職組合
    • 招待講演
  • [学会発表] 東アジア平和・友好・繁栄のための日韓関係を考える-2019年7月以降の日韓を軸に-2019

    • 著者名/発表者名
      高吉嬉
    • 学会等名
      AALA 鶴岡・田川地区
    • 招待講演
  • [学会発表] 日本の小・中・高校生の環境に関する認識2019

    • 著者名/発表者名
      金ヒョンジン
    • 学会等名
      韓国地理環境教育学会
  • [備考] 『交流史から学ぶ東アジアー食・人・歴史でつくる教材と授業実践ー』

    • URL

      https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784750346342

  • [備考] 「東アジア交流史教材の 実践と普及に関する研究」

    • URL

      https://www.juen.ac.jp/kaken/24531177/index.html

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公開日: 2021-01-27  

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