研究課題/領域番号 |
19K02725
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
鈴木 直樹 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (60375590)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | ICTの活用 / 学習評価 / ポートフォリオ / VR / AI / eAssessment |
研究成果の概要 |
本研究では、ICTを利活用した新たなコミュニケーション形態としての学習評価を行うことで、教師と子どもだけでなく、保護者や市民も巻き込んだ真正の学習評価の実現を目指していくことを目的とした。4年間の研究で、4点の意義ある成果を上げることができた。第1に、ネットワークに接続した1人1台端末を活用した協働的な評価方法の開発である。2つ目にハートレーとモニターやAI、ドローンなどを活用した視覚化しにくい情報を可視化した評価方法の開発である。第3に、VRを活用してプレイヤー自身の動きの感じから活動を評価する方法の開発である。第4に、電子通知表につながる家庭やコミュニティと連携した評価方法の開発である。
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自由記述の分野 |
体育科教育学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、GIGAスクール構想によって実現した1人1台端末を活用しての体育での学びに大きな貢献を果たすものである。また、新たな協働を可能にするICTを活用した学習評価によって、子供主体の子供の為の子供の学びをよりよく実現できることが可能になった。令和の日本型学校教育が叫ばれているが、本研究ではICTを活用して「個別最適な学び」かつ「協働的な学び」を実現できる学習評価を提案している。新しい時代の体育を支援する上での基盤となるICT利活用について具体的な方法と共に、成果と課題を明確にして提示することができている。このような点において学術的意義や社会的意義の高い研究成果を提示できた研究である。
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