研究実績の概要 |
2023年7月3日米国WestEdのSenior Research AssociateのSvetlana Dache先生を招き、「Inquiry-Based Science ‘GLOBE’ as a Form of Career-Related Learning in the Linked Learning Approach: Empowering Students with Skills, Agency, and “Zest”!」で講演をいただき、現職教員や教職大学院院生と、探究学習に携わる教師のキャリア形成について議論した。2023年11月26日早稲田大学国際会議場にて「日韓で考える教師のwell-beingと教育の質保証:教師の生き方・働き方」をテーマに韓国職業能力研究院、韓国青少年政策研究院など韓国の教育関係者を招き、「教師の生活の質と社会的責務」等の講演をいただき、教師のキャリアステージにおける働き方及び求められるコンピテンシーに就いて議論し、日韓教師のコンピテンシー比較を通し21世紀型教員の質保証について検討した。 さらに、2022年12月に示された『新生徒指導提要』を基に、生徒指導に携わる中での教師の質保証におけるコンピ・テンシーについてもいくつかの論考を通して明らかにすることができた。 これらは、2023年3月に本研究にて公表した論文「21世紀型教員の質保証システムにおける『成長指標』の開発」(『早稲田キャリア教育研究第13巻』(pp.3-16)で示した「成長指標」(試案)が示した、第一局面から第六局面に至る教師のキャリア・ステージににおけるコンピテンシーとして示した指標項目を、日本、米国及び韓国においてキャリア教育に携わる教師の成長の実態に照射し、比較、検討及び確認するものであった。
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