研究課題/領域番号 |
19K02740
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 椙山女学園大学 |
研究代表者 |
磯部 錦司 椙山女学園大学, 教育学部, 教授 (40322614)
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研究分担者 |
Imig Alexander 中京大学, 国際教養学部, 准教授 (50511143)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 芸術 / 自然観 / 生命観 / 造形表現 / 図画工作 / 芸術の6層 / メディエーション / 鑑賞 |
研究成果の概要 |
本研究は、自然観を核となる「知」と位置づけ、「自然・生命」の視点から「芸術の6層」を<言語/造形>を媒介として検証することを目的とした一連の研究である。自然観・生命観に基づく「美術による教育」の構築を目指し、タンザニア(アフリカ)と日本の小学校で「生命(Inochi)のイメージ」をテーマとしたワークショップと鑑賞活動を実施した。そのアフリカの絵画の鑑賞活動を基に、日本の子どもたちが造形と言葉を用いて解釈した「いのち」の意味について分析を行った。
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自由記述の分野 |
美術科教育
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の課題は、「知としての自然観の構築」の検証である。その検証によって明らかにする教育的効果は、カリキュラムの拡充だけでなく,学校教育における美術教育の担う役割をより確かにするものとして期待できる。また、本研究が扱う自然観は、現代日本の生命哲学をもとにした、日本文化的、状況的、包括的、関係的な特徴をもち、その教育内容は、世界共通の課題に対応した視点を持つ。研究手法は,造形活動のプロセスと造形要素,及び対象者の言語化された記録を活用し,造形と言語による融合的,統合的,相互的な質的分析において諸言語と造形に生まれる齟齬を表面化させ対象者が形成する自然や生命に対する意味を客観化するものである。
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