研究課題/領域番号 |
19K02765
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
松本 由香 琉球大学, 教育学部, 教授 (70259274)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 沖縄 / 染め / 織り / 紅型 / 糸づくり / 実践講座 |
研究成果の概要 |
2019年度から2023年度にかけて、沖縄の染め織りの実践をテーマに、紅型、糸づくり、植物染め、織りと編みの実践教材開発研究を、報告者自身が製作しながらおこなってきた。その成果を、琉球大学教育学部紀要に4回にわたり研究論文として公表し、2024年2月には、2023年度琉球大学研究成果公開(学術図書等刊行)促進経費を受け、『沖縄の染め織り実践講座―たのしくチャレンジ!紅型・糸づくり・植物染め・織りと編み―』と題した書籍(株式会社東洋企画印刷)として刊行することができた。この本が、ひろく沖縄、また日本全国の人びとに、沖縄独特の染め織り文化を紹介するきっかけとなればと願っている。
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自由記述の分野 |
服飾文化
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は、これまで沖縄の染め織り研究でなされてこなかった紅型、糸づくり、染め、織り、編みなどの工芸の技法を横断的に記録し、一般の人びとにわかりやすく実践しやすい解説本『沖縄の染め織り実践講座―たのしくチャレンジ!紅型・糸づくり・植物染め・織りと編み―』(株式会社東洋企画印刷、2024年2月刊)を刊行したことである。沖縄では一人の工芸士は、紅型や芭蕉布、花織などのうち一つの工芸にのみ従事してきた。本書籍のように、一般の人びとが横断的に多様な技法を楽しめる本はかつてなく、沖縄およびひろく日本全国の人びとに沖縄文化の一端を紹介し、つくる楽しさを伝える書籍を刊行したことは、大変意義深いと考える。
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