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2021 年度 研究成果報告書

地域・生活の課題を科学的に思考する消費者教育プログラムの開発と実践研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19K02788
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
研究機関琉球大学

研究代表者

濱田 栄作  琉球大学, 教育学部, 教授 (20413718)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード消費者教育 / 科学教育 / 環境教育
研究成果の概要

学校における消費者教育をさらに充実させるために,生活や地域,地球的な課題を理科と関連付け,生徒が理科学習の有用性を実感するとともに,科学的思考を伴った消費行動につながる学習プログラムを開発・実践した。身近な生活における課題として,電気製品使用に関する安全教育,最新の環境問題として,海洋ごみの教材データの整備及び教材開発,社会的な課題として,高レベル放射性廃棄物を取り上げた。また,消費行動に欠かせない計量単位の理解について, SI接頭語の理解度調査を高校生と大学生を対象に調査し,分析した。

自由記述の分野

科学教育

研究成果の学術的意義や社会的意義

高度な科学的判断が求められる現代社会では,情報を多方面から収集し,批判的思考力を持って客観的に評価し,責任ある選択と行動が必要である。しかしながら,過去の風評被害など,我々の消費行動は科学的では無かった。他方,中学生の理科学習に対する関心・意欲は低く,約半数の生徒は生活における理科の重要性を見いだせていない。これらの課題を解決するには,消費者教育と理科教育を融合した新たな学習プログラムが必要である。学習指導要領が目指す,児童生徒がよりよい社会の創り手となるために必要な資質・能力を育むためにも,本研究で開発したプログラムは,地域課題を解決するための主体的な学びへの展開が可能である。

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公開日: 2023-01-30  

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