研究課題/領域番号 |
19K02808
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
|
研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
綿引 伴子 金沢大学, 学校教育系, 教授 (90262542)
|
研究分担者 |
荒井 紀子 福井大学, 学術研究院教育・人文社会系部門(教員養成), 名誉教授 (90212597)
鈴木 真由子 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (60241197)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
|
キーワード | 形成的評価 / 探究型学習 / 授業開発 / コンピテンシー / 家庭科教育 |
研究成果の概要 |
欧州および米国の最新の教育課程と日本の改訂学習指導要領とを分析し、家庭科で育成するコンピテンシーを明らかにするとともに、国際連携のもとで家庭科の探究型学習・形成的評価モデルを開発し発信することを目的に研究を行った。以下の成果が得られた。1)欧州および米国の家庭科における探究型学習とその評価について、授業観察や研究者・教師へのヒアリング調査により資料を収集し分析した。2)小中高家庭科教師との協働のもと、理論と実践を往還させながら日本における形成的評価を視点とした家庭科探究型モデルを開発し提案した。また、他国の研究者や家庭科教師との討議のもとで研究結果を共有化した。
|
自由記述の分野 |
教科教育学、家庭科教育学
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
家庭科研究や教育実践において世界を牽引する米国、フィンランド、スウェーデン、アイルランドおよび日本の5カ国を対象とし、各国の最新の教育課程の比較研究をしながら、思考力、判断力、表現力を育む家庭科の探究型の学習とその形成的評価のモデルを開発し発信することができた。 新しい教育課程の策定に関与した国々の研究者及び探究型の授業を展開している家庭科教師による国際連携研究を実現させたことは、各国の独自性を確認しつつも共通の課題について議論を重ね、実践レベルでともに質の高い教育を追究した点で極めて有意義である。
|