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2022 年度 研究成果報告書

アクティブ・ラーニングによる人物画指導に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19K02838
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分09040:教科教育学および初等中等教育学関連
研究機関愛知教育大学

研究代表者

松本 昭彦  愛知教育大学, 教育学部, 特別教授 (00190512)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード人物画 / アクティブ・ラーニング / 構図 / 頭上空間 / キミ子方式 / 図画工作 / 美術 / ICT機器
研究成果の概要

西洋の人物肖像画における頭像、胸像、半身像ではおよそ10%の頭上空間があり、七分身像や全身像では15~20%の頭上空間が設けられていることがわかった。小中学生に人物画を描かせる際には、概ね1割程度の頭上空間を持たせるように指導するのが良いだろう。
小中学生にアクティブ・ラーニング型の図工や美術の授業を行おうとすると、グループ学習や、タブレット端末の利活用が有効であると考えられる。人物画題材としては、キミ子方式に見られる「おだんご1つの動く人」「似顔絵」「自画像」などが有効に応用できることもわかった。

自由記述の分野

絵画教育、絵画制作

研究成果の学術的意義や社会的意義

小学校教員の中には図画工作科の指導を苦手とする先生方も多いだろう。また、中学校美術科教員の中にも人物画の指導に困難を感じている先生方も多いことだろう。
そこで、図画工作科や美術科の授業で人物画を指導する際に、主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)を行おうとするとき、どのように授業を展開するべきか、キミ子方式と呼ばれる絵画指導法が題材にどう生かせるかについて研究を行ってきた。研究結果として得られた「頭上空間の大きさ」や、キミ子方式の「おだんご1つの動く人」「似顔絵」「自画像」等の題材、タブレット端末の活用などが人物画指導に有効であることがわかった点で意義のある研究であると言えよう。

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公開日: 2024-01-30  

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