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2020 年度 実施状況報告書

学校を基盤とする協働型授業研究のための授業構造化システムの開発と評価

研究課題

研究課題/領域番号 19K02998
研究機関名古屋大学

研究代表者

坂本 將暢  名古屋大学, 教育発達科学研究科, 准教授 (20536487)

研究分担者 柴田 好章  名古屋大学, 教育発達科学研究科, 教授 (70293272)
サルカルアラニ モハメドレザ  名古屋大学, アジア共創教育研究機構(教育), 教授 (30535696)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード授業分析 / 授業研究 / ソフトウェア開発 / 学校基盤 / 協働 / 授業分析システム / 授業諸要因
研究実績の概要

本研究の目的は、授業構造化システムの開発と、ソフトウェアの評価を実施することである。
2020年度は、covid-19の影響で計画していた国際調査や、海外の研究協力者との共同研究等が進展しなかったが、授業記録の作成や先行研究の整理、そしてプログラムの構築などを実施することができた。とくに、教師の言動に注目した分析プログラムの開発に注力した。5秒ごとに教師の立ち位置を計測し、その時点で何をしているか(話す・書く・聞く・その他)に分け、それらを可視化するグラフ表現の開発も含んでいる。
当初予定の内容の一部は進め方を見直す必要があるが、全体的には順調に進めることができており、三年度目に授業構造化システムの評価研究を行う。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

covid-19の影響で、海外調査や海外の研究協力者との共同研究が実施できていない。

今後の研究の推進方策

1)先行研究の調査、2)蓄積している授業記録の分析、3)授業諸要因の解明、4)授業構造化システムの開発、5)学校を基盤とする研究の実現を目指した研修に適用したシステムの評価のうち、1~3は継続して展開する。とくに三年度目は5に焦点を当てて推進する。covid-19の影響を考慮して、5のうち国内の学校教員を対象にした調査を進める。

次年度使用額が生じた理由

covid-19の影響で、計画していた国際調査や、海外の研究協力者との共同研究が実施できなかったため。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2020

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 1件)

  • [雑誌論文] Possibility of Vocational Education in Social Studies in Elementary School: Based on a Class Analysis of Local Industry in 3rd Grade2020

    • 著者名/発表者名
      Masanobu Sakamoto
    • 雑誌名

      Collection of Papers of AASVET 2020

      巻: 13 ページ: 188,195

    • 査読あり
  • [学会発表] 中間項を用いた授業分析による発言の意図・含意・文脈の解明2020

    • 著者名/発表者名
      柴田好章・丹下悠史・田中眞帆・石原正敬・水野正朗・埜嵜志保・花里真吾・坂本將暢
    • 学会等名
      日本教育方法学会第56回
  • [学会発表] 発言と解釈を接合する分析手法の提案 -日比らの授業諸要因とその関連構造にもとづく手続き-2020

    • 著者名/発表者名
      坂本將暢
    • 学会等名
      日本教育方法学会第56回
  • [学会発表] The Potential Contribution of Lesson Analysis to Lesson Study in Pandemic Times2020

    • 著者名/発表者名
      Shirley Tan, Stephane Clivaz, Masanobu Sakamoto
    • 学会等名
      WALS 2020
    • 国際学会
  • [学会発表] 児童・生徒主体の対話的な学習場面を特定する手法の開発と検討2020

    • 著者名/発表者名
      小國翔平・坂本將暢・柴田好章
    • 学会等名
      日本教育工学会2021年春季全国大会

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公開日: 2021-12-27  

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