本研究の目的は戸外活動における幼児のアクティブな学びを記録するためのビデオツールを開発することであった。その成果として、新規ビデオツールCAVScene2を開発し、実用化した。従来、戸外活動の記録は、ビデオツールを持って移動しながらメモを取る必要があるため困難なものであった。そこで本研究では、ユーザーが映像上に音声を瞬時に文字化してリアルタイムにメモを残すことができる新しいビデオツールを開発した。また、「記録の展覧会」を企画・運営・開催し、開発したビデオツールの展示と実演を行った。この展示はその成果を学術研究とともに広く一般の方々に伝え、活用してもらうための有意義な機会となった。
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