研究課題
2023年度は、本課題研究の最終年度となるため、研究目的である「学生がリーダーシップ経験を自らの成長に結び付け、ポジティブな行動変容を促すリフレクションモデル」の開発を行った。高等教育のリフレクションに関する文献の整理、大学院生を対象にしたリーダーシップ教育におけるeポートフォリオを活用したリフレクション実践の結果、及びポジティブな行動変容が顕著な学生のインタビュー結果を踏まえ、モデル開発を行った。成果として、口頭発表及び論文としてまとめた。工学教育誌「オンラインでの疑似体験とピアリフレクションを導入したリーダーシップ教育」と日本印刷学会誌「学習者本位の教育ICT-対面とオンライン、フィジカルとサイバーの融合へ-」の2件が採択された。情報処理学会全国大会「大学生のリーダーシップ行動にポジティブな変容を促すリフレクションモデル」、日本教育工学会「学生の成長を促すリフレクション」をなど計3件の発表を行った。The Asian Conference on Education2023に論文2件が採択され発表した。この論文には、価値創造のためのプロジェクトマネジメントに関して検討した成果が含まれる。さらに、教育のデジタル変革やリカレント教育の新しい仕組み関して検討し、工学教育誌に論説が採択され、国際会議で3件の招待講演を実施した。また、日本工学教育協会年次大会での発表に対して、優秀発表賞を受賞した。
すべて 2024 2023
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (18件) (うち国際学会 3件、 招待講演 13件)
Journal of JSEE
巻: 71 ページ: 4_68~4_73
10.4307/jsee.71.4_68
巻: 71 ページ: 4_7~4_12
10.4307/jsee.71.4_7
日本印刷学会誌
巻: 60 ページ: 58~65
10.11413/nig.60.58
The Asian Conference on Education 2023 Official Conference Proceedings
巻: ISSN2186-5892 ページ: 359~366
巻: ISSN2186-5892 ページ: 287~295