本研究は次世代の高度な IoT 技術者育成のための教育プログラムの開発を目的として研究を始めたが、生徒のスキル不足が顕著であったため、計画した教育はそのままでは導入できなかった。そこで小学校のプログラミング教育を含めた教育プログラムを検討する必要性を感じ、小学校の低学年でのプログラミング教育に利用できるシールとスキャナを使用する新しいプログラミング教材を開発した。小学校24校(児童約1600人)での実証実験を行い、教材システムの有効性を確認できた。ただし、最終的に行う予定であった物理実験がCOVID19感染症蔓延のためできなくなり、代わりにホログラフィーを使ったシステムを試作した。
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