研究課題/領域番号 |
19K03106
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
鈴木 久男 北海道大学, 理学研究院, 教授 (20192619)
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研究分担者 |
細川 敏幸 北海道大学, 高等教育推進機構, 教授 (00157025)
吉永 契一郎 金沢大学, 高等教育開発・支援系, 教授 (70313492)
斉藤 準 帯広畜産大学, 畜産学部, 講師 (90757668)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 問題開発 / 高大接続 / STEM / 海外調査研究 |
研究実績の概要 |
本研究か、会が言い札を元にした調査研究が主体であったが、コロナ感染拡大のため海外縊殺ができていない。そのあめ、海外視察が必要がない部分での研究を行ってきた。第一に、には、共通テストなどテストにおける測定精度の数理モデル的研究である。以前の研究により2回の試験で北大クラスの試験では合否が20%程度入れ替わることを高校における模擬試験で検証したことがあった。これを数理モデルで確かめる個衣を行った。その液化共通テストでは2回の試験で10%程度成績が揺らぐことをみた。ただし、すべての問題の難易度が等しいとした仮定をおいたので、現在、難易度の異なる問題の配置への改良を行っている。 第二には、A-levelテスト、IBのテスト、AP-テストなどと理系の問題の比較である。これは、留学生入試の面接問題を作成するときにも必要となっている.特にうう学におおては数理モデルを導入するものもあり、今後日本の入試問題のあたら言い傾向にも利用できそうである。 第3には、理系の問題の中で、天座真名コンピテンシーを図る問題の開発である。元々コンピテンシーは、社会におけるプロじぇっしょなるデベロップメントに活用されているが、アカデミックな問題で修養できるコンピテンシーは限られるという問題がある。残念亜柄大学入試におけるコンピテンシー評価には、アンカーポイントの設定などに問題も多い。これは、主体性・協働性など、本来はハーバードのコンピテンシーリストにあるサブコンピテンシーの集まりとなっていることからくる。つまり、社会で認められたコンピテンシーリストの評価方法から、大学卒業レベルや大学入試レベルでのコンピテンシー評価を考えていく。この作業は現在震央中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
この研究は海外の調査研究が主たるものであった。しかし、コロナ禍で、ここ数年海外調査が進んでいない。また、研究費は全く使っていない。今後海外調査をを再開し、十分な成果を見込む。
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今後の研究の推進方策 |
本年度は、アメリカ、イギリスなどの共通テスト作成機関への調査をしていき、共通テストでの利点や問題点を明らかにしていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
本研究費の主要な目的は海外視察調査研究である。この2年はこれに使用することはできなかったが、2022年度は海外調査を再開する予定である。
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