本研究は,非認知能力および数学力の両方を同時に高めることのできる教育プログラムの開発をおこなった。この際,幼稚園・小学校,また家庭でもプログラムが開発できる一方法を提案することができた。また,具体的に,内発的動機付けや練習効果が認めれる保存概念遊びやそろばん遊びを開発し,一事例ではあるが,実践を行った。幼稚園・小学校,家庭でも非認知能力および数学力の両方を同時に促進できることなどが明らかとなった。これらのことから,学術的に新たな提案ができ,また社会的にも新たな提案を行うことができ,これらの意味から意義があったものと考える。
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