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2021 年度 実施状況報告書

ゲノム編集技術の取扱いと国民のリテラシー向上のための研究

研究課題

研究課題/領域番号 19K03143
研究機関鳥取大学

研究代表者

足立 香織  鳥取大学, 研究推進機構, 助教 (50609237)

研究分担者 難波 栄二  鳥取大学, 研究推進機構, 教授 (40237631)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワードゲノム編集技術 / 社会受容 / 社会実装
研究実績の概要

令和3年度も引き続き新型コロナウイルス感染症の影響により、本研究に関連した学会や研修会は全てオンライン開催となった。日本ゲノム編集学会(2021年6月16日-18日)に参加し、情報収集ならびに意見交換を行った。
2020年度、ゲノム編集技術を用いて作製され届出が受理された「GABA高蓄積トマト」に続き、2021年度は食品として「可食部増量マダイ」「高成長トラフグ」、研究として「SGA低生産性ジャガイモ」「フロリゲン遺伝子をゲノム編集したイネ」「アラニンアミノ酸転移酵素を改変した穂発芽耐性コムギ」の届出が行われた。GABA高蓄積トマトについては、栽培モニターという形で2021年度、4,000名を超える希望者へ苗の無料配布が行われ、各地で実際にGABA高蓄積トマトが栽培され、LINEによる栽培指導や情報交換・交流が行われた。このように、一般の方が「ゲノム編集」あるいはゲノム編集に関する情報に触れる機会が徐々に増えてきている。これらの状況をふまえ、2018年に科学研究費補助金により実施した「遺伝子組換えおよびゲノム編集に関する意識調査」の結果からの推移・変化を比較検討するために、再びWEBアンケート調査を実施した。WEBアンケート調査は前回と同様、20歳以上の全国の男女2,000名を対象とした。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

WEBアンケート調査結果の解析・検討に想定以上の時間を要したため。

今後の研究の推進方策

新型コロナウイルス感染症の影響により、引き続き対面での研究実施が難しいことから、でき得る範囲でオンラインで対応する。

次年度使用額が生じた理由

新型コロナウイルス感染症の影響により、当初の予定から変更せざるを得なかったため。でき得る範囲でオンラインでの対応に切り替える。

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公開日: 2022-12-28  

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