研究課題
簡易錠剤成形機として、一般に流通している格安の錠剤成形機、ボタン止め用プレス機(2種類)を購入し、粉砂糖とコーンスターチから作る、錠剤型ラムネと、重曹と片栗粉から作る、発砲入浴剤の成形を検討した。手で固めたもの、簡易錠剤成形機で固めたものを成形し、水に投入した際の溶解速度を検討した。その結果、手で固めたものに対して、プレスしたもの、錠剤成形機は、溶解速度が有意に遅くなった。これらの結果から、薬の崩壊速度は、錠剤の硬度が関係していることを示すことができることを示した。