学術的意義は、自然事象のパターン把握の3つの視点が、野外学習で深い学びをするために有効であることを実証した点、成果の一部を「自然事象のパターン把握による長良川学習」の冊子として作成した点である。冊子は、理論編、地学編、生物編、自然観察編で120P、地学編と生物編は3つの視点の指導と評価を明確にして教師用の説明ページと学生用の学習ノートを見開きで紹介した。 社会的意義は、冊子、そのCDや長良川の一年間の桜の変化の掲示物を作成し、学習に役立てて頂こうとこの3点を岐阜県内の全中学校に配布した点である。また、本冊子は全国のどの河川の野外学習にも活用できるので、今後も学会や研究会で広く普及させていく。
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