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2023 年度 研究成果報告書

クリティカルシンキングを高める非認知的要因の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 19K03227
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分10020:教育心理学関連
研究機関三重大学

研究代表者

南 学  三重大学, 教育学部, 教授 (60309713)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワードクリティカル・シンキング / 非認知的要因 / 人生の価値観
研究成果の概要

CTスキルを高める介入に対して、非認知的要因の高低で群分けをし、介入の効果を検討した。結果は、「目標の達成」に関しては、低いと考えられる群では介入の効果はあまり見られず、高い群では介入の効果が強く現れた。「情動の制御」「他者との協働」については、介入の効果は得られても単調増加ではない場合も多く、必ずしも均等な効果をもたらすとはいえないことが明らかとなった。

自由記述の分野

教育心理学、認知心理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

CTの育成にあたり、個人差要因があることを示した点は、今後CT育成の目標設定に影響を与えうるものである点で意義があると言える。とくに、「目標の達成」の高低がCT育成において重要な点であることは認識しておく必要がある。CTの育成には知的負荷が大きく、結果として知的忍耐力があることが求められると考えられる。同時に、これはCT育成における困難さがあることも示しているともいえる。

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公開日: 2025-01-30  

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