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2021 年度 実施状況報告書

児童書に見る文化的スクリプトとその媒介者としての親:日中米の比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 19K03238
研究機関放送大学

研究代表者

向田 久美子  放送大学, 教養学部, 准教授 (70310448)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワードスクリプト / 比較文化 / 物語スキーマ / 児童書 / 内容分析
研究実績の概要

日本と米国の代表的な絵本・児童書に関しては図書館の推薦リストを元に入手したが、中国に関してはリストが入手できず断念した。日米比較を行うため、コーディング・スキーマの開発に当たっており、登場人物、経験と出来事、エンディングを中心に分析をしている。
ざっと分析したところでは、米国の絵本・児童書にはハッピーエンドが多いほか、個に焦点を当てた作品が多いこと(主人公に固有名詞を与えることが多い)、日本の絵本・児童書にもハッピーエンドが多いものの、死や別れといった悲しいエンディングも見受けられること、年長の子ども向けの絵本・児童書になると、アメリカでは差別との闘いや多様性、日本では戦争や自己犠牲といった、より深刻なテーマが現れてくることが明らかにされた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

研究代表者が体調不良であるため、十分な成果を上げることができずにいる。

今後の研究の推進方策

絵本・児童書のコーディングを終えることを目標とする。

次年度使用額が生じた理由

コロナの影響と研究代表者の体調不良により、研究に遅れが生じ、次年度使用額が生じた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 児童書の児童書の主人公の名づけに見る文化差:日米比較から2022

    • 著者名/発表者名
      向田久美子
    • 学会等名
      日本発達心理学会第33回大会

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公開日: 2022-12-28  

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