研究課題/領域番号 |
19K03245
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10020:教育心理学関連
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研究機関 | 京都ノートルダム女子大学 |
研究代表者 |
高井 直美 京都ノートルダム女子大学, 現代人間学部, 教授 (20268501)
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研究分担者 |
塘 利枝子 同志社女子大学, 現代社会学部, 教授 (00300335)
伊藤 一美 京都ノートルダム女子大学, 現代人間学部, 教授 (30329974)
薦田 未央 京都ノートルダム女子大学, 現代人間学部, 教授 (40411102)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 幼児期 / 言葉遊び / 数遊び / 絵本の読み聞かせ / 子育て支援 / 学習の基盤 |
研究成果の概要 |
小学校入学直後の調査から、幼児期の言葉遊び、数遊びや親子の絵本の読み聞かせが、学習の基盤となる言葉や数の基礎知識の形成と関連することが示された。そこで幼児保育での言葉・数遊びや絵本を介した親子の関わりを支援する取り組みを保育所の協力を得て実施した。家庭での絵本の読み聞かせを支援するプログラムは4年間継続し、幼児期を通して絵本への反応が発達し、親子の関わりが絵本を介して促進されることが見出された。
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自由記述の分野 |
発達心理学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
1歳児から5歳児の絵本への反応の発達的変化と絵本を介した親子の関わりの変化、さらに親の読み聞かせに関する考えの変化を明らかにした点は、発達心理学的意義を有すると考える。また、地域社会の保育所・こども園の協力のもと絵本の読み聞かせプログラムを作成・実施し、地域での図書館利用を促すなど絵本の読み聞かせの啓発活動の一翼を担うことができたことで、社会的意義もあると考える。
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