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2023 年度 実施状況報告書

あいまい性理解の発達に影響を与える要因についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 19K03262
研究機関尚絅学院大学

研究代表者

小泉 嘉子  尚絅学院大学, 総合人間科学系, 教授 (80447119)

研究分担者 飯島 典子  宮城教育大学, 教育学部, 准教授 (40581351)
池田 和浩  尚絅学院大学, 総合人間科学系, 准教授 (40560587)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2025-03-31
キーワードモダリティ表現 / ポライトネス / 情報のなわばり
研究実績の概要

2020年度~2021年度はa. 発話者の特性に関するなわばりの理解と、b. メタ知識に関する情報のなわばり理解がいつ頃から可能になるのかについて、幼児・児童を対象としたクリッカーを使った実験調査の準備を行い、幼稚園・小学校などの協力を得ながら調査を行う予定であった。しかし、コロナ感染予防の観点から、本科研費研究期間にクリッカー調査は難しいと判断し、研究計画を大幅に見直し、研究期間を2024年度まで延長することにした。さらに、心理学類と小泉が所有するクリッカー(Keepad Japan)を販売した企業が撤退しサポートが終了してしまったために、Windows10・11に対応しているクリッカーをコントロールするためのプログラムが入手できなくなった。そこで2022年度は新たなクリッカー販売業者の選定を行い、クリッカーシステムSocratec SVの使用を検討し、プログラムの改編が必要であることを確認した。そこで2023年度は選定した業者にプログラムの開発を依頼し、改変の内容の検討、試作プログラムの確認などのために打ち合わせ等を複数回行い、2024年度3月にプログラムが完成した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

コロナ感染予防の観点から2019-2022年度にクリッカー調査は難しいと判断し、研究計画を大幅に見直し、研究期間を2024年度まで延長することにした。さらに、新たなクリッカープログラムの開発を業者に依頼し、開発に1年を要したことから進捗状況は遅れることとなった。

今後の研究の推進方策

すでにクリッカーシステムSocratec SV一式を購入した。新規のクリッカーのため、6月にクリッカーの動作確認と幼児を対象とした調査が可能かを確認するため、幼稚園でクリッカーを使った予備調査を行う。9月以降に中学生~大学生を対象にしたクリッカー調査を行い、分析を行う。その分析を元に幼児・児童のクリッカー調査を実施する。

次年度使用額が生じた理由

2023年度はクリッカーの開発を行ない、調査は2024年度となったため、2023年度は調査にかかる費用(参加者に支払う謝金)の出金がなかった。また、コロナ禍により学会は非対面形式との併用となったことから学会発表等を控えていた。2024年度は調査にかかる費用(参加者に支払う謝金)、分析にかかる費用等の出金を予定している。

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公開日: 2024-12-25  

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