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2021 年度 研究成果報告書

現代社会における青年から大人への移行過程の解明:縦断調査による発達的変化の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 19K03266
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分10020:教育心理学関連
研究機関中央大学

研究代表者

都筑 学  中央大学, 文学部, 教授 (90149477)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード時間的展望 / 縦断調査 / 横断調査 / 大学生 / アイデンティティ / 自己意識
研究成果の概要

本研究課題では、大学3年生から社会人1年目までを対象に、4回の縦断調査を実施し、青年が社会に出ていくプロセスにおいて、どのような時間的展望を持っているのかについて検討した。それに加えて、19~22歳の大学1年生から4年生、並びに社会人(学生以外の青年)を対象にして、時間的展望やアイデンティティなどの質問項目にもとづく横断調査をおこない、縦断調査の結果と比較検討した。さらに、16~18歳の社会人(学生以外の青年)を対象とした横断調査も実施した。以上のような複数の調査を実施し、学生や社会人の意識を比較検討することを通じて、青年期における大人への発達に関する基本的な傾向を明らかにすることができた。

自由記述の分野

発達心理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究課題では、縦断調査と横断調査を組み合わせることによって、16歳から22歳までの青年期における時間的展望や自己意識の発達について明らかにすることができた。このような複数の視点にもとづいて、10代後半から20代前半にかけての発達を検討した研究は皆無であり、その点で、本研究は発達心理学に対して新たな知見を付け加えたものであり、そのことの意義は大きいと言える。

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公開日: 2023-01-30  

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