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2022 年度 研究成果報告書

心理アセスメントにおけるフィードバックの実践的モデルと研修プログラムの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 19K03296
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分10030:臨床心理学関連
研究機関和光大学

研究代表者

熊上 崇  和光大学, 現代人間学部, 教授 (40712063)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード心理検査 / フィードバック / アセスメント
研究成果の概要

心理職は心理検査の検査結果を被検査者や支援者に、どのようにフィードバックをするか、どのようなフィードバック書面を作成し、面接を行い、チーム支援に結びつけるかの包括的な研修プログラムを作成し、実施した。フィードバック研修プログラムは、フィードバックの理念と技法から成る。理念については、フィードバックを行うことは検査者の義務であり、被検査者の権利であり、支援につながること。技法については、知能検査の結果報告書面の作成方法、フィードバック面接技法、そしてチーム支援会議での報告方法、事例集から成るテキストを作成した。

自由記述の分野

臨床心理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

心理検査、特にWISC-ⅤやKABC-Ⅱなどの知能検査を、学習面や行動面で困難を有する子どもへの支援に活かすためには、公認心理師などの検査者がフィードバックの理念と技法(スキル)を身につけ実践することが必要である。しかし、フィードバックに関しては体系的な研修プログラムがない。公認心理師など心理検査を実施する心理職は、心理検査の実施、採点、解釈、支援方法の策定だけでなく、被検査者の自己理解を促し、支援への意欲が高まり、チーム支援体制構築に寄与できる研修プログラムの作成は検査を受ける子どもにとって必要であり、社会的意義がある。

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公開日: 2024-01-30  

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