研究課題/領域番号 |
19K03327
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研究機関 | 明治学院大学 |
研究代表者 |
伊藤 拓 明治学院大学, 心理学部, 教授 (20412306)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 未来 / 思考 / 主観的ウェルビーング / 抑うつ |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、「望む未来のビジョン」(対象者が望む未来とそこへ向けてのステップをイメージさせ、書き出させる活動)が主観的ウェルビーングの向上、抑うつの減少に与える影響とその要因を明らかにすることである。本研究の対象は、大学生である。本年度は、新型コロナウィルス感染症の感染防止対策を万全に行い、対象者への介入を開始した。現時点での参加者は、30名を超えているが、まだ目標とする参加者数には達していない。そのため、分析はまだ行っていない。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
本研究の対象者は大学生であり、研究を実施する場所は大学の実験室が中心となる。研究機関の当初から、新型コロナウィルス感染拡大により、オンライン授業が多く行われ、大学内で授業を受ける大学生が少なかった。加えて、研究実施場所として使用予定であった実験室に使用制限が求められ、想定していた実験の実施が困難になったため、研究開始が大幅に遅れたためである。
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今後の研究の推進方策 |
新型コロナウィルス感染症の感染予防を行いながら、実験室でのデータ収集を継続し、目標とする参加者数を確保する。
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナウィルスの感染症拡大のため、データ収集で用いる実験室に使用制限がかかり、データ収集が大幅に遅れ、その後、データ収集を開始したが、目標とする参加者数が確保できていない。そのため、次年度も継続してデータ収集を行うこととした。次年度は、目標参加者数が確保できるように、募集をより頻繁に行う予定である。
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