研究課題/領域番号 |
19K03373
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10040:実験心理学関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
三嶋 博之 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (90288051)
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研究分担者 |
古山 宣洋 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (20333544)
友野 貴之 札幌学院大学, 心理学部, 准教授 (00845703)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 間隙通過 / 光学的流動 |
研究成果の概要 |
電動車椅子を用いた間隙通過実験を実施した結果、 間隙に接近する行為者の注視点の配分には偏りがあること、また、それらの間の因果関係については特定できないものの、注視点の偏りと電動車椅子の軌道制御との間の関連性が示唆された。次に、人が環境中を移動する際に経験する視野全体の光学的流動(グローバルフロー)が視野内の対象物(ローカルフロー)の発見に対してどのような影響を及ぼすのかについて、コンピュータディスプレイ上に提示される刺激映像により検討を行った結果、ローカルフローのエッジの特定部分に視線が集まること、ならびに視線が集まる方向はグローバルフローの影響を受けていることが示唆された。
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自由記述の分野 |
生態心理学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
移動時の軌跡が移動時の視線運動によって影響される可能性を示したこと,また,視線運動を誘導する光学的流動の特徴の一つについて示したこと。
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