研究課題
基盤研究(C)
集合値計画問題とは、集合から最適なものを見つける問題である。本研究では、意思決定者が「望ましい」と感じる解、すなわち選好解についての研究を行った。特に重み付け法、大域的評価法についての成果を得た。この手法を用いることで、これまでには見つけることが出来ないような解についても対応できることも確認した。これらの成果は、通常の多目的最適化の理論を含むだけでなく、ゲーム理論、数理経済学などをはじめとする関連分野への新しいアプローチを持つものとして国際的に注目されている。
集合値最適化
多目的最適化の拡張であり、実社会において頻繁に現れる問題の解を、意思決定者の好みで解を用意に見つけることが出来る。