研究課題/領域番号 |
19K03862
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分15010:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する理論
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | galaxy evolution / HPC / supermassive black holes / interstellar medium / relativistic jets / turbulence / CFD |
研究成果の概要 |
銀河が衝突・合体し、星間ガスから多くの星が生まれることで銀河は成長していく。銀河の中心のブラックホールは時折、ジェットを放出し、銀河内の星の形成速度を変化させる。この現象は、銀河と中心ブラックホールの共進化における重要なプロセスであるが、よく理解されていない。従来は、ジェットがガスを吹き飛ばし、星形成を一時的に停止させると考えられていたが、そのためには高いジェットパワーが十分な頻度で発生する必要がある。本研究では、3次元高解像度シミュレーションを用いて、低出力ジェットでも有効な新しいフィードバック過程を発見した。それは、ジェットが星間ガスの乱流を誘発し、銀河の星形成に影響するというものです。
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自由記述の分野 |
Astrophysics
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Our discovery that supermassive black holes at the center of galaxies can affect the turbulent galactic gas dynamics through jets has not been appreciated or investigated prior to our work. Our models have direct implications for the understanding of how, when and where stars in a galaxy are born.
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